訪問看護とはどのようなサービスですか?

訪問看護とは、看護師や理学療法士などがご自宅や施設に訪問して、必要な看護やリハビリを行うサービスです。主治医の指示に基づいて、身体介護や療養指導、排泄ケア、入浴介助、食事介助など、さまざまなケアを提供します。

訪問看護の対象者はどのような人ですか?

訪問看護の対象者は、主治医から訪問看護の必要性を認められた方です。主に、以下のような方が対象となります。

  • 退院後で自宅での療養が必要な方
  • 要支援・要介護認定を受けた方
  • 特定疾患や精神疾患をお持ちの方

訪問看護の費用はいくらですか?

訪問看護の費用は、介護保険の対象となる「介護保険訪問看護」と、医療保険の対象となる「医療保険訪問看護」、保険の対象外となる「自費訪問看護」の3種類があります。

  • 介護保険訪問看護

要支援・要介護認定を受けた方であれば、介護保険を利用して料金の1~3割の自己負担でご利用いただけます。例えば1割負担の方であれば、30分未満の利用で一回あたり約500円の自己負担となります。

  • 医療保険訪問看護

基本的には健康保険に加入している全年齢の方が対象です。ただし、要支援・要介護認定を受けた方は、一部の方を除いて介護保険が優先的に適用されます。

  • 自費訪問看護

介護保険の支給限度額を超過した分は全額自己負担となります。ただし、医療保険には支給限度額はありません。ご自身の負担割合に応じた実費負担でご利用いただけます。